へろへろ

読む意味はないです

2019年になっても夏は終わってしまう

夏が終わった。

一人っ子長男のワガママ性質に引っ張られるように、未練がましく夏はまだ終わっていないと思っていたが、大きな風がやってきて全てを流し去り、そして夏は終わった。

 

今年の夏も色々なことがあった。

 

参議院選挙、政治家の不祥事、気候変動、表現の自由、台風。
自分の気持ちだけでは社会は変わらない。行動もできない。でも、日々をよくするために何とかしなければならない。人生は基本的に無意味だけれども、僕たちは社会で生きている。それはそうでしょ?と自分に思う。

 

・びしょ濡れのフジロック、日比谷、古都と北の大地、最低の街渋谷での音楽。色々なところでこの夏も音を聴きまくった。
濡れまくあったのDeath Cab For Cutie、ピュアにまっすぐなCHON、小さな宝箱のようなラッキーオールドサン、進化し続けるNovembers、ぶっちぎるNOT WONK。
過去じゃなくて今がいいって思えた。刺激的で優しい。音楽以外は信じちゃいけないよ。

 

・出会うと別れがあるシステムな世界。
お盆に祖母宅で缶ビールを飲んでいる間に、タクシーで10分の病院で大叔父が亡くなった。会社の先輩がある日突然会社に来なくなった。急に君たちは僕の世界からいなくなってしまう。世界で生きることはマジできつい。大事にしたい。

 

・労働。一日のうち8時間、どころではなく大量の時間を使っている。僕はなりたかった自分になれているんだろうかと思いながら、毎日悪戦苦闘している。描いていた一年とは違ったし、体調やメンタルに悪影響は確実に受けている。
ただだからこそ、しんがりの気持ちでやり遂げてこそ、それが今の自分には大事な気がしている。もっと自分を磨きたい、磨くことへのエネルギーが欲しい。選んだ道を正解にするしかない。ただ僕にできることはギリギリまで投げ出さないこと。

 

・そして日々。美しい空や、友人たちとの何気ない会話、音と世界が重なる時、美しい話。そんな瞬間を忘れたくない。
君はいないし、君がいないという事実に今もさいなまされているけれど、
自由に、自分らしく、秋と冬を生きて生きたい。自分で自分の時間を使って生きていく。今はそんな気持ちです。


人生、仕事、生活、バンド、全ては続くよ。会えるうちに会おう。

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